10月11日放送の逃走中では、新庄剛志さんが唯一ハンター達から逃げきって賞金78万円を獲得。しかし一部では新庄さんがハンターから逃げ切ったシーンが「ヤラセっぽい」という声も。
そこで今回新庄さんがハンターから逃げ切ったシーンがやらせなのか検証してみました。
(動画)新庄剛志の逃走シーンにやらせ疑惑で炎上
「逃走中」は毎回放送のたびにやらせの声が一定数出てきますが、今回の逃走中で問題になったのは新庄剛志さんがハンターから逃げ切ったシーン。制限時間も残り1分を切っている緊迫したシーンですが、その時の動画がこちらです。(タップで再生)
この時の新庄さんとハンターの鬼ごっこに対して「最後に新庄を生き残らせるためのやらせ」だという声が多数。ほとんどは逃走中=やらせと最初から疑っているような意見ですが、一部では「ハンターがスピードを途中でわざと落とした」という声があります。
逃走中の最後…新庄のやらせ感満載すぎて笑 まぁフジだしね。出来レースすぎにしてももうちょっとうまくやれよ笑
— むーたん (@mu_tan_desu) October 11, 2020
久しぶりに逃走中見た。
— たろちゃん。 (@osk_otk) October 11, 2020
何だろ、あまり好きな芸能人出てなかったからか、前ほど面白くなかった~。
そして、最後の新庄さんのは「やらせ」感が凄かった(笑)
ドキュメンタリーやなくエンターテイメントやけどさ、最後にアレは萎える。
逃走中めっちゃやらせやんwww新庄さんが角曲がったときハンターの走る速度確実におちてたよな?笑#逃走中 #やらせ
— ノギミ (@nogimi_033) October 11, 2020
結局新庄さんはハンターから逃げ切って、賞金78万円を獲得。今回は新庄さんが唯一ハンターから逃げ切ったので、なおさらヤラセ感が強く見えてしまった感も確かにあります。
このシーンの新庄さんとハンターの追っかけっこが本当にやらせなのか、記事の続きで検証していきます。
ハンターがスピードを落としたのは床が濡れていたから
まず問題になっているのは「途中でハンターがスピードを落とした」という部分。問題の動画をよく確認してみると、確かに動画の15秒(残り時間00:45)あたりの部分でハンターがスピードを落としているように見えます。
このシーンだけ見ると新庄さんを捕まえないようにハンターがワザとスピードを落とした、という風にも見えなくはないですが、実際は「雨が降って地面が濡れていたから」というのがホントの理由でしょう。
今回の逃走中の収録現場では雨が降ったせいで、あちこちが滑りやすくなっていたことは誰の目から見ても明らかです。そしてハンターがスピードを落としたのは、地面がザラザラしたコンクリートから建物のタイルに変わった瞬間。滑るのを気にしてブレーキをかけたという説が濃厚です。
さっき逃走中見ててさ、雨降ってたしハンターすっ転ばないかなって思ってた
— ななみ@でふ (@nanami_stpr_56N) October 11, 2020
そして滑りやすい地面を気にしていたのはハンターだけでなく、逃走者側も同じでした。よ~く動画を見てみると分かりますが、問題のシーン、ハンターから逃げる新庄さんも途中スピードを落としている所があります。動画で見ると新庄さんの走り方が変わっているので分かりやすいです。
残り時間1分を切って逃げるのに必死だった新庄さん、ここで滑ったら賞金も番組の展開的にも一巻の終わり。逃げ切るために何とかスピードを上げたくても、現場はよほど滑りやすかったんでしょうね。
逃走中のハンターが守らないといけないルール
あまり知られていませんが、実は逃走中には番組で紹介されている以外にも色々なルールがあると言われています。番組ではハンターから逃げる芸能人側のルールばかりが紹介されていますが、実は番組を成立させるためにハンター側にも守らないといけない”裏ルール”があります。
「単純な鬼ごっこに思われがちな同番組ですが、〝追跡ロボット〟という設定のハンターには『頼っていいのは視覚情報のみ』『逃走者を目視しないと追い掛けてはいけない』『追い掛けられるのは逃走者の背後のみ』『視界から消えたら追跡をやめる』といったルールがあります。人間なので物音や周囲のスタッフである程度分かってしまいますが、あくまで逃走者本人が目に入るまで追ってはいけません。よく『こんなの回りのカメラマンで分かる』という視聴者がいますが、裏では番組を面白くするための決まりが敷かれているのです」(テレビ誌記者)
出典:niftyニュース(まいじつ)
ハンターが守らないといけないルール
1.頼っていいのは視覚情報のみ
=音に頼ってはいけない
2.逃走者を目視しないと追いかけてはいけない
=カメラマン”だけ”を見ても追いかけてはいけない
3.追いかけられるのは逃走者の背後のみ
=わざと待ち伏せしたりしてはいけない
4.視界から消えたら追跡をやめる
=視界から消えたらハンターは歩き状態にもどる
ルール無しの鬼ごっこだと、だんだん数が増えていくハンター側がどう考えても圧倒的に有利。それだと結果が見えているので、ハンター側にもちゃんとルールを決めることで、ゲームとして成立させているんですね。
ここで注目したいのは、ルール4番の「視界から消えたら追跡をやめる」。動画の途中で画面が青色になっているのが「ハンターの視界」ということになりますが、建物の角を曲がったところでハンターは新庄さんを見失って(=視界から消えて)います。(動画 0:16から)
もちろんハンター目線では新庄さんを追いかけるカメラマンはバッチリ見えていますが、そこはルールの2番があるのでカメラマンの行く先に向かって走ってはいけません。こうなるとハンターは歩いて追いかけるしかなくなるので、そのうちに新庄さんが逃げ切ったのです。
(動画)Exit兼近が逃走中のヤラセをはっきりと否定
今回に限らずヤラセ疑惑が多い逃走中ですが、過去にはEXITの兼近さんが逃走中に出演した時もやらせ疑惑が出ています。その時の問題シーンはこちら。
EXIT兼近さんとハンターがガチの追いかけっこをしている注目シーンですが、EXIT兼近さんが建物から出てきたところでハンターの姿が見えないことが原因でヤラセを疑われています。
このヤラセ疑惑についても確認してみたところ、このシーンのヤラセ疑惑についてはこのような事情があったことが、兼近さん本人がupした動画で説明されています。(音量注意)
・ハンターは自動ドアに引っかかって、建物から出るのが遅れた
・カメラマンが兼近さんに追いつけず、ハンターを振り切るシーンが撮れなかった
逃走中の放送局がフジなのでヤラセの声も大きいのかもしれませんが、少なくとも今回新庄さんが最後まで逃げ切ったのはヤラセではないでしょう。最後に新庄さんが優勝するというのは、番組側としても期待してたのかもしれませんが・・・w
新庄さんのシーンはよ~く見ないと分かりにくいですが、根拠もなく何でもかんでもヤラセヤラセと叫ぶ人も見ていてドン引きですね。
コメント
音に頼ってはいけないのに アラーム解除ミッションがあるのは 矛盾してる気が… それより新庄がミッション参加理由で楽しみたいからと豪語してたのに 序盤走る努力もしなかったことと逃げ腰だったことの方がムカつく
確かに細かいところ見ると矛盾してますね・・・もっと調べれば出てくるかも。
新庄さん、正直持ち上げられる気はしてます。
今更逃走中みて新庄さんのラストが疑問に思って辿り着きました。
うーん、視界から外れたらって事ですけど、最後はガッツリ新庄さんが右に曲がるの見えたと思うし、何より後方から来たカメラマンが右に曲がってる時点で見えてるじゃんと思ってしまった。
恐らくですが、ハンター側からはカメラマンを手掛かりにしてはいけないんでしょうね。もちろん実際はバッチリ見えてるはずですけど。
新庄さんが右に曲がってるのは見えても、ハンターが曲がり角にたどり着いた時点で新庄さんが見えなくなったらそれで終了、ということなのでは。