アメリカ殺人罪(第1,2,3級)の違いとは?法律上の区別や分け方について

雑学

アメリカのミネソタ州で、黒人男性の
ジョージ・フロイトさんが
白人警官のデレク・ショービンによって
拘束された結果、死亡するという
事件が発生しました。

事件の様子が撮影され
動画で公開されたところ、

「白人から黒人への差別行為だ!」と
アメリカ中から非難が殺到しただけでなく、

事件の発生したミネアポリスでは、
暴動が発生し、警察署が炎上するという
事態にまで発展しています。

結果的に黒人男性が死亡したことから
白人警官は逮捕され、
現在は第三級殺人の罪で訴追されています。

現実の事件だけでなく、ドラマや映画でも
第一級第二級というような
呼ばれ方をたまに聞きますが、

今回の第三級を含め
アメリカの法律上での殺人罪
いったいどんな分け方をしているんでしょうか?

アメリカの法律での殺人罪の違い

アメリカには全部で50もの州があり、
殺人罪の分け方も
州によって細かく違いがあります。

州によって分けていくと
かなりの量になってしまうので、
ここではアメリカの中でも
多数の州が採用している定義を紹介します。

出典先:
https://www.findlaw.com/
https://en.wikipedia.org/wiki/Third-degree_murder

第一級殺人の定義

第1級は、”第1級”というだけあって
3つの殺人罪の中でも最も重い罪です。

偶然起こったり、ついカッとなって
やってしまった犯行ではなく、
自分の意志で、事前に計画した上で
犯行に及んだ場合
が第一級にあたります。

また、犯行の内容に強盗が含まれるなど、
特に悪質なケースの場合も
第一級だと認められます。

当然、犯人に課される罪も重く
最高だと死刑や終身刑が
課されるようなレベルの罪ですね。

日本の場合、日頃から
ニュースで流れているような事件は
わりと第1級に当てはまる気がしますね。

第二級殺人の定義

第2級は、第1級から
「計画性」を差し引いた殺人罪です。

「カッとなってやった」と言うように、
相手を傷つけるつもりでも
前もって計画していた訳ではない、
というような場合が第二級にあたります。

また、犯行の内容が
「相手の体を傷つけること」
に限られている、というのも
第2級に該当する条件です。

なので、強盗殺人の場合は
相手のお金(財産)を奪っているので
第2級には当てはまらないことが多い、
ということになりますね。

もちろん、実際の事件には
様々な事情があるので
ひとくくりには中々できませんが。

日本の場合、火サスとかに
よく出てくるような犯人が
第2級にあたる、というところでしょうか?

また、アメリカの州によっては
そもそも「第2級」という分け方を
使っていない所も、いくつかあるようです。

第三級殺人の定義

今回、話題になった第3級殺人は、
アメリカのごく一部の州でだけ
採用されている法律です。

一般的には、第1級・第2級に
当てはまらないものは全て
第3級殺人と分類されるそうですが、

現在、法律上の第三級殺人が
適用されているのは

・フロリダ州
・ミネソタ州
・ペンシルバニア州


の3つです。

実際には、この3つの州でも
細かい違いがあるようですね。

今回のミネソタ州の事件の場合、
「計画的」という部分は
もちろん当てはまりませんね。

白人警官も、少なくとも最初から
被害者を殺すつもりは
なかったでしょうから、

第1級、第2級に当てはまらず
消去法で第3級殺人、
ということになったのでしょうか?

ただ、ニュースによると
第2級故殺の罪でも
追訴されているので、
意思はあったと疑われているのか・・・?

アメリカの法律での殺人罪の違いまとめ

アメリカ ミネソタ州で発生した事件を受けて、
アメリカの法律上での
殺人罪(第1,2,3級)の違いについてまとめました。

今回のような、差別行為が疑われるような
事件はたまにニュースで目にしますが、
アメリカだとまだ当たり前の話なんでしょうか?

日本に住んでいると、あまりピンときませんが
このような差別がなくなるのは
一体いつになるのか。。。

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