ロックバンド 赤い公園の津野米咲(つのまいさ)さんの訃報が報道されました。彼女が自殺した理由は不明ですが、小片リサ(りさまる)さんの活動休止が直接の原因では?という声が上がっています。
つのまいささんが自殺した理由について、ネット上の声や小片リサさん騒動などの関連情報をまとめました。
赤い公園 つのまいさの自殺理由は小片リサの活動休止騒動か
赤い公園のつのまいささんの訃報が流れた19日時点で、彼女が自殺した理由は不明と報じられています。発見された自宅からは遺書なども見つかっておらず、津野米咲さんの突然の訃報には音楽関係者もなぜ彼女が?と首をひねるばかりの状態です。
今年自殺した他の芸能人とは違い、津野米咲さんへの誹謗中傷などもほとんどありませんでした。自殺する一週間前にはツイッターも更新されており、普段と何ら変わった様子はなかったと言われています。
自分、お腹空いてたんですかね。
— つのまいさ (@kome_suck) October 11, 2020
美味しい音楽です☺️ https://t.co/oomQZ1Q7Bb
そんな彼女がなぜ自殺してしまったのか?今となっては彼女自身しか分からないことですが、理由の一つとして津野米咲さんが楽曲を提供したつばきファクトリー、りさまる(小片リサ)さんの活動休止がキッカケだったのでは?という声が流れているようです。
小片リサさんはつばきファクトリーのサブリーダーで、1998年生まれの21歳。活動休止になったのは彼女がグループの愚痴や不満などを吐き出していたプライベートのインスタ裏アカが流出したためです。
笑って好きだったんだけどなー
まさかりさ丸事件で、、
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーのサブリーダー、小片リサ(21)が活動休止することが8日、ハロプロの公式サイトで発表された。
出典:AGARA
同サイトで所属事務所の社長は「小片リサですが、当分の間、活動をお休みさせて頂きます。先日、ハロー!プロジェクトのルールに反する事案が発覚、小片自身も事実を認めました。本人から活動を自粛したいと申し出があったため、小片、そして他のメンバーの心情を考え、しばらく時間を設けたほうがいいと判断、活動休止を決めました」と報告した。
しかしファンの間では小片リサさんのサブリーダーという立場や、彼女が裏アカでつぶやいていた内容も筋が通った正論であることから、同情的な意見も出ています。サブリーダーというグループ9人をまとめないといけないという責任感をマジメに果たそうとして、つい不満が溜まってしまったのでは?と言われています。
りさまる の流出って真面目が故の愚痴って感じ。
— どんぐり君 (@vlqhQAiKVCtqyjU) October 17, 2020
よくある合唱コンクールの練習中にちょっと男子真面目にやってよ!と無いちゃう熱い女子のイメージ。
つのまいささんが作詞・作曲を手掛けた曲はSMAPの「Joy!」や モーニング娘。’16の「泡沫サタデーナイト!」などが有名ですが、実はモー娘。と同じハロプロつながりでつばきファクトリーにも楽曲を提供しています。
つのまいさ、推しメンバーはりさまるだった
つのまいささんがつばきファクトリーに提供したのは2017年7月発売の2ndメジャーシングル「笑って」。この曲の作詞は本人も会心の出来だったようで、ツイッター上でも自画自賛するほど。つばきファクトリーの雰囲気とマッチしたこの曲がお気に入りだったようです。
それな!
— つのまいさ (@kome_suck) June 27, 2017
この曲我ながらめちゃくちゃ好きなんです。一足お先にヘビロテしております。つばきはハロプロの中でも、ユニゾンの歌の力強さのベクトルが他のグループとちょっと違って、また素敵。。。#つばきファクトリー#新曲#笑って#作詞作曲させていただきました https://t.co/Jc5S8BXyWE
つばきファクトリーが2ndシングルをリリースした2017年は、1stシングル「初恋サンライズ」のヒットにより第50回日本有線大賞の新人賞、そして第59回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞するなど、まさにノリにノッていた時期。
1stシングルを大ヒットさせたつばきファクトリーが、これからさらに勢いに乗るかどうかは2ndシングルにかかっていました。そんな大仕事を通して津野米咲さんはつばきファクトリーのメンバーと知り合いに。
そして津野米咲さん本人も、つばきファクトリーのファンに!彼女の推しは小片リサ(りさまる)さんだったようで、ツイッター上でも公言しています。
先日ハロコンにて完全に小片リサちゃんに落ちますた。おめでとう私。
— つのまいさ (@kome_suck) August 27, 2018
一方のりさまるさんも2ndシングルの歌詞はかなりのお気に入りのようで、「笑って」リリースから2年近くたった2019年のブログ記事でも、津野米咲さん作詞の歌詞がお気に入りだと話しています。公演でもお気に入りと語っていたとのことなので、よほど好きなんでしょうね。
今日の夜公演でお話ししたんですが、
赤い公園の津野米咲さんが作詞してくださった2ndシングル「笑って」の歌詞のこと
2番のBメロにある「人はへたくそ だからこそ愛しい」このフレーズ、本当にグッとくる
歌いながら、そうそう!と思いつつ…もっと上手く歌いたい踊りたいってなんだかそういう気持ちにさせてくれるんです「笑って」だけじゃないです、他の楽曲にもたくさんステキな歌詞が詰まっています
出典:小片リサのアメブロ(2019年5月11日の記事)
ぜひ、改めて歌詞読んでみてください〜
二人は仕事を通しての関係ですが、お互いリスペクトしあう良い関係だったのでしょう。りさまるさんの裏アカ流出による活動休止というニュースが、少なからずつのまいささんに影響を与えたことは簡単に想像できます。直接の原因とまでは考えにくいですが、自殺の後押しとなった可能性はあります。
つばきファクトリー歌詞にも津野米咲の願望が?
赤い公園 つのまいささんの自殺はあまりに唐突すぎる話で、つのまいささんには前から自殺願望があったのでは?という声も流れています。芸術関係には繊細な人が多いと聞きますし、ありえる話です。
彼女が楽曲を提供したつばきファクトリーの2ndシングル「笑って」ですが、津野米咲さんが作曲した歌詞の中にも、彼女が抱えていた願望が表れているような部分があります。
笑って笑って笑って
出典:J-Lyric.net
笑い疲れたら涙が出そうだ
希望抱いて飛び出して
ちょっとこわいけど
産声をもういちど
(一部抜粋)
「笑って」のサビ部分にあたるこのフレーズですが、歌の中で何度も繰り返される部分に「ちょっとこわいけど 産声をもういちど」など、生まれ変わりたいというような願望を想像させる歌詞を入れています。
2012年のデビュー直後には体調不良で赤い公園の活動を一時休止していた時期もあるつのまいささん。当時発表された理由は「疲労が溜まったことによる体調不良」なので重い病気や持病が原因というわけではありません。
しかし活動休止の期間は10月から翌年3月までの7か月間。半年以上もの間音楽活動を休止し、自分の時間ができたことで考えることも色々とあったはず。その中で自分の今までの人生、これからの将来について考えることもあったでしょう。その時にふと浮かんだ考えが「笑って」の歌詞にも出たのかも。
津野米咲 自殺の理由は「ない」?
理由らしきものが何もない赤い公園 津野米咲さんの自殺報道。もはや彼女が自殺した理由は「ない」のではないかとすら思います。
つのまいささんに当てはまるかは分かりませんが、世の中には特に理由がなくても自殺を考える人は一定数いるようです。
対して理由なくても小さいときから死にたいと思う人間は居るよ
後は歌やら酒やらアイドルやらで誤魔化して延命はかるしかない
それはわかるなあ
希死念慮ってやつ
ここで話に出ている「希死念慮(きしねんりょ)」というのは自殺願望とは別のものと言われています。自殺願望=何か自殺する理由がある、希死念慮=特に自殺する理由はない、という区別です。
未だに嫌でも思い出してしまう三浦春馬さんや芦名星さん、そして竹内結子さんの自殺報道。彼らがなぜ自殺したのか?その理由も今は明らかになっていませんが、少なくとも何か理由があったのでは?と思わせるような事情はあった様子です。
しかし今回の津野米咲さんの自殺の場合、そう思わせるような事情は何も出てきていません。もちろん三浦春馬さんが親の問題を抱えていたように、実は家族・家庭に問題があったということも考えられますが、それにしてもあまりに唐突すぎる。
「死を身近に感じてしまう人はその時のきっかけがなくても逝ってしまう
これは常人にはおそらくわからない」
「境界線上でフラフラしてたところにフッと魔が差して越えちゃった印象」
ふと人生について考える時間ができたことで、希死念慮を抱えて生きてきた。そんな中、他の芸能人と同じくウイルスの感染拡大で家にこもりがちになり、自分の中でさらに考えは進む。そしてりさまるさん活動休止など、ふとしたキッカケで一線を越えてしまった。
今までの芸能人ともまた違う雰囲気がする津野米咲さんの訃報からはそんなことすら想像してしまいます。彼女の自殺について、一刻も早い続報が望まれます。
コメント