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安倍元総理の奈良市銃撃事件の犯人が確保「山上徹也」現場で取り押さえ

安倍元首相銃撃事件
安倍元首相銃撃事件

安倍元総理の奈良市銃撃事件の犯人が確保されました。奈良県大和西大寺駅の演説中に安倍元首相を銃撃した犯人、山上徹也容疑者についての情報をまとめています。

(動画)安倍元首相銃撃の瞬間

安倍元首相が銃撃された瞬間の映像がこちらです。ふだん私たちがイメージしている散弾銃の音とはかなり違っており、まるで打ち上げ花火のような大きな音がしています。

散弾銃というと映画でよく使われるような破裂音を出す銃をイメージしますが、思っているよりもオンボロというか、一見銃とは思えないような音がしています。

動画は最初の1発目で途切れていますが、犯人はこの後にもう一度銃を撃っています。2発目との間には3秒間が空いたとのことです。

追記)その後の情報により、犯行に使われたのは散弾銃ではなく手製の拳銃だと発表されました。

遠目から銃撃の瞬間をおさえた映像がこちらです。画面左で演説をする安倍元総理に向かって、画面右から山上徹也容疑者がゆっくりと歩きながら近づき、銃を向けている様子が写っています。

歩いて近づいた山上徹也容疑者は、そのまま止まることなく銃を発射。立ち止まることなく狙いを定め、銃を撃っている様子からは山上徹也容疑者の手慣れた雰囲気が伝わります。

別のカメラからは、銃撃前後の阿部元首相の様子が確認出来ます。ネット上では銃撃前後の映像は途切れ途切れになものがほとんどですが、こちらの動画では二発目の銃弾が発射されるまでがノンカットで収められています。

一発目が発射された段階では、阿部元首相も周囲の人々もまだ何が起きたか分かっていない様子でした。しかし何かが起こっていることは察知し、皆後ろをふり返っています。

SPの人たちは「何かおかしい」と阿部元首相をかばう動きを見せていますが、二発目の発射には間に合いませんでした。演説スタッフは逃げ出し、演説台から降りた阿部元首相は、そのまま前に崩れ落ちています。

安倍元総理の奈良市銃撃事件の犯人が確保

奈良県大和西大寺駅で銃撃された事件で、拳銃を撃った犯人が逮捕されました。奈良県在住の山上徹也容疑者です。

年齢は41歳、元海上自衛隊員の男でした。しかし山上徹也容疑者の任期はずっと前の2005年に満了済、しかも務めたのは一期だけでした。現役の自衛隊員ではないものの、よりにもよって自衛隊関係者が起こした事件ということで、より一層ショッキングな事件になっています。

かつては日本のための職務についていた男が、なぜ同じ日本を守っていく安倍元総理を撃つというテロ事件を起こしてしまったのか。

現場では、銃撃が起きた当時に背後にいた男が確保されました。取り押さえされた瞬間がこちらです。

映像を見る限り、周辺には警備のためのSPも数十人単位でいました。現役の首相ではなく元首相とはいえ、警備はそれなりのレベルで行われていたことでしょう。

しかしまさか日本で、白昼堂々と人を銃で撃つような事件が起きるとは誰も想像していなかったのでしょう。応援演説をする安倍首相のもとに、3メートルという距離にまで犯人が近づけてしまったのがその証拠です。

山上徹也の顔画像が判明

安倍元首相を撃った犯人、山上徹也容疑者と思わしき人物の顔写真がこちらです。年齢は41歳とのことですが、一見すると30代にも見えるほどの若さ。顔にはマスクとメガネを付けており、垢ぬけないイメージがあります。

目撃証言によると、山上徹也容疑者は安倍元総理を撃ったあと、逃げる様子もなく冷静にその場に留まっていたとのことでした。一目が多い演説中を狙っていたことからも、最初から安倍元総理だけを狙った犯行であることには間違いありません。

現行犯逮捕された当時、犯人が手に持っていたのは散弾銃ではなく手製の銃でした。しかし3Dプリンターなどを使ったものではないとのこと。

金属パイプをダクトテープで巻いたようなものという意見もありますが、遠目から見るとカメラのようにも見えます。3メートルという至近距離、しかも確実にダメージを与えるために後ろから左胸を狙うという犯行を許してしまったのも、このカムフラージュが上手くいってしまったからでしょう。

犯人が今回の犯行のために、前もって計画的に準備していたであろうことが予想できます。

犯行におよぶ前、応援演説が始まる前から山上徹也容疑者は安倍元総理のずっと後ろにいました。ずっとタイミングを伺っていたのでしょう。

普通に演説を聞いているだけの若者に見えますし、現場にいる人も、肩から下げているのがまさか銃だとは誰も思わなかったはずです。

山上徹也容疑者による犯行予告があった?

本人によるものかは不明ですが、匿名掲示板では山上徹也の犯行予告か?と言われている書き込みが見つかりました。

こちらの内容は当日の朝に書き込まれています。安倍元総理の応援演説のスケジュールが直前に変更されていることをなぜか犯人が知っていたということも考えると、今回の銃撃事件が計画的なものであることはほぼ間違いなさそうです。

本日金曜日、某所でまあまあ大きな出来事が起きる。そのことが、特定の党にとって大きな追い風となる。追い風は弱まることなく投開票日に突入する

そんなような夢をみた

(動画)犯行直前の山上徹也容疑者の様子

NHK記者が撮影したという、犯行直前の山上徹也容疑者の様子が公開されました。

安倍元総理の応援演説が始まる前から、安倍元総理を今か今かと待ち続けている山上徹也容疑者。辺りの様子を伺い、腕組みをして安倍総理を待っている様子からは信念のようなものすら感じます。

警察の調べにたいし「政治的な恨みではなく、それ以外の態度が気に入らなかった」という動機を語っている山上徹也容疑者ですが、それだけでこんな犯行を犯すでしょうか。

山上徹也容疑者の自宅が特定され家宅捜査

事件を受け、山上徹也容疑者の自宅には警察の家宅捜査が入りました。山上徹也容疑者が使用したのが手製の銃ということで、家宅捜査に入る捜査員の装備もふつうの事件とは違い、かなり厳重なものとなっています。

警察の様子だけを見ると、まるで立てこもり事件の様な様子です。恐らく、山上徹也容疑者の仲間がまだ自宅に潜んでいたり、自宅に爆発物が仕掛けられている可能性も考えてのことだとか。

実際、山上徹也容疑者の自宅からは爆発の危険性のある不審物が押収されたとのことでした。すでに専用車で運び出されたとのことですが、犯行を犯した山上徹也容疑者とは一体どんな人物なのか…

山上徹也容疑者の自宅はすでに「シティホームズ大宮」だと特定されています。こちらが地上波テレビで流れた映像ですが、マンションのベランダや自宅マンションの前にあるお店が映っています。

自宅マンションの前にはおしゃれなお店がいくつか並んでいるため、すぐに特定された模様です。

自宅マンション前に合った、赤色の屋根のお店がこちら。問題のマンションはお店の向かい側にある建物で、ベランダの仕切り板などが一致しています。

一見キレイな建物ですが、シティホームズ大宮が建てられたのは1989年。8階建てのマンションで家賃は6万円~10万円前後。山上徹也容疑者の自宅のまわりには同じようなマンションが立ち並び、静かな住宅街と言ってもいいエリアです。

元海上自衛隊員だった山上徹也容疑者ですが、食べ物にも仕事にも困り、日々の暮らしに困っていた…という印象はありません。生活苦のストレスから犯行に及んだとは考えにくく、本人は否定しているものの政治的な思想の違いなどが犯行の動機では?と思えます。

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