(画像)トライアスロン会場の水質「水が緑色」1位選手は倒れ車椅子行きの過酷さ

7月26日朝に行われた男子トライアスロンは、壮絶の一言でした。

東京湾の水質は緑色、いつもなら誰も入ろうとは思わない汚さの水を泳ぐ選手たち。ゴール後には1位のノルウェー選手が倒れ、過酷さのあまり嘔吐まで。男子トライアスロンの様子に密着します。

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(画像)トライアスロン会場「水が緑色じゃん」
男子トライアスロンの過酷さ「1位の人が車椅子で運ばれた」
(画像)トライアスロン男子「ゴール後に選手が嘔吐」
(動画)トライアスロン男子「過酷だしボートは邪魔するし」

(画像)トライアスロン会場「水が緑色じゃん」

7月26日朝6時半から行われたトライアスロン個人男子。最初の水泳から通して中継されたのは良かったのですが、問題は選手が泳ぐ水の水質でした。海の色は緑色(茶色)、飛び交う水しぶきまで変色しているという罰ゲームさながらの汚さです。

お台場灼熱〇〇トライアスロンやべえ　海は真っ黒ドドメ色だし波飛沫がマジで茶っ黄色い。どんな罪を犯したらこの地獄に放り込まれるんだよ。受刑者の皆さんも水から上がった途端眉間にすげぇ皺寄せてるしよ。

おまけにボートが邪魔でスタート出来ない選手がいたせいで、一度泳ぎ始めた選手も入水し直し。

トライアスロン会場の水質の汚さは以前から指摘されていましたが、結局は水質が改善されることもなく、選手は汚い水の中を泳ぐことに。

東京近辺に住む人なら東京湾が汚いことは誰でも知っている話。中に入って泳ぐどころか、触りたくもないというのが正直な本音でしょう。

トライアスロンの中継が映したのは、そんな汚い東京湾の中に世界のトップアスリート達が飛び込むという地獄絵図でした。

選手が泳ぎ、トライアスロン水泳の会場は緑色のしぶきで一杯に。スタート直後からこの水の中で泳ぐとは、他の競技とは違った意味でのキツさがあります。

こんな状態の海を泳ぐなんて、今どき芸人の罰ゲームでもありません。それを名だたる世界中のトップアスリートがやっているのですから、悪夢という他ありません。

汚染された東京湾の海でトップアスリートが泳ぐ様子は、当然日本どころか世界中に広まっています。これを日本の恥と呼ばずに一体何だと言えるのでしょうか。

男子トライアスロンの過酷さ「1位の人が車椅子で運ばれた」

東京湾で泳いだ後も競技は終わることなく、選手たちは続けて自転車、そして長距離走に向かいます。選手はゴール後に倒れ込み、1位の選手は車椅子で運ばれました。

1位の選手だけでなく、ゴール後に次々と倒れ込む選手たち。競技の激しさが伺えます。トライアスロンが厳しい競技なのは当然ながら、海外で「オリンピック組織は嘘をついた」と報道されるほどの暑さがこうなってしまった原因の1つでしょう。

しかし一方で、水泳の水質があれだけ汚いのもまた事実。水質が選手の体調に何の影響も無かったと本当に言えるのでしょうか。

トライアスロン見ててこいつら人間じゃねぇよ。って思ったけど最後金メダル取った選手がゴールした後吐いたの見てこいつらも一応人間の分類なんだなって思った。

トライアスロン男子、ノルウェーの1位選手がゴール後に嘔吐する位に限界超えて体動かしてるのはアスリートの強靭な意志の成せる事だなぁ…

(画像)トライアスロン男子「ゴール後に選手が嘔吐」

優勝したノルウェーのクリスティアン・ブルメンフェルト選手のほか、ゴール後は多数の選手が崩れ落ち、嘔吐しています。(モザイク加工で見えなくしていますが、苦手な人は閲覧注意でお願いします。)

ゴール後に選手がバタバタと倒れ、職員が看病する様はまるで野戦病棟。東京湾の汚さは海外の大手メディアでも以前から報じられていますが、選手が嘔吐したのはトライアスロンがそこまで過酷だったということだけで済ませてよいのか・・・？

(動画)トライアスロン男子「過酷だしボートは邪魔するし」

水泳→自転車→長距離の順番で走るトライアスロンでは、一般人が間近で見れるのは自転車・長距離のみ。レース中盤～後半に入ってからは周囲の観客からの応援もあり、オリンピックらしい風景になりました。

今日は朝ランで聖火を見に行こうと思ってお台場ランニングしていたら…

なんと #トライアスロン男子の日だったんですね👀!!

皆さんすごい速度で走り去って行きました🚴‍♂️🚴‍♂️🚴‍♂️💨

ランニング中偶然にも良い光景が見られたのでシェア😊

皆さま今日も良い1日を✨#東京2020 #オリンピック pic.twitter.com/4ot2b5ar2L
— えだ旅✈︎ヒルトン修行2021💎達成 (@edatabi_jp) July 25, 2021

一方で、男子トライアスロンではスタート直後にトラブルもありました。スタート地点近くをボートが通過し、一部選手が飛び込めなかったにも関わらず、スタートの合図が出てしまいました。

もちろんスタートはやり直しになったのですが、一部選手は100メートルほど泳いだ後でまたやり直しに。意を決してあの緑色の水に飛び込んだのに、またスタートからやり直しになるのはかなり精神的にキツい。。。

選手のスタートを邪魔していたボートはすぐに移動したものの、約半数の選手がフライングとみなされる事態に。会場の水質といい、選手としては本当に満足できる場所だったのか。。。

東京湾の水質は改善されず、開会式は控えめに行っても寂しい演出。関係者が不祥事で辞任するドタバタ劇といい、決してアスリートファーストとは言いづらいことが世界中に露呈してしまいました。

That was absolutely chaos boat nearly ran over them bloody ridiculous #Olympics #Triathlon pic.twitter.com/ZbHd4b4Ajq
— Laurabarr39 (@laurabarr39) July 25, 2021