ニュース

SARS感染原因の毒王とは?新型コロナウイルスの拡大の裏にもいた?

1月28日の世界仰天ニュースでは、
2003年に大流行した
SARSの感染についての放送でした。

SARSの時もウイルスは
世界中に広まり、
数百人単位の死者を出す大惨事に。

このSARS、当時世界中で
爆発的に流行したのは
毒王」と呼ばれていた1人の男性が
原因だったと言われています。

この毒王とは、一体誰なんでしょうか?

また、SARSと同じ様に
流行している新型コロナウイルスでも
同じような「毒王」は存在しているのでしょうか?

スポンサードリンク

SARS感染を拡大させた「毒王」とは?

SARS拡大当時の経緯

SARSが拡散した時に
毒王と言われていたのは、1人の中国人。

名前は「周作芬(しゅう さくふん)」と言い、
中国の広東省で暮らしていた人ですが、
この人がSARSの感染源だと言われています。

ある時から咳と発熱の症状が
出始めた「毒王」周作芬。

しばらく放置していたものの、
咳と発熱は5日ほど経っても
治まる気配はなし。

しかも咳の方は呼吸困難になるほど
ひどくなり、広州市内にある
中山大学付属第二病院に
運び込まれました。

しかし当時は未発見のSARSコロナウイルス、
まさか新種のウイルスに感染していると
診断はされませんでした。

結局その病院では、重い肺炎と
診断され、抗生物質を投与し
様子を見ることに。

もちろん、肺炎と診断されていたので
他の人から隔離されることも
ありませんでした。

病状が回復しないことから
毒王は呼吸器の専門科がある
別の病院に転院することに。

しかしここでも、診断は「肺炎」なので
当然隔離はされず。

時を同じくして、毒王が最初に入院した
中山大学付属第二病院では
「毒王」周作芬に接触した人が
次々と感染、病に倒れる事態に。

・「毒王」周作芬を診察した医者
・彼を1度だけ担当したナース
・彼の食事の世話を1度だけしたナース
・救急車に同乗した救急隊員


しかしこの時はまだ、SARSコロナウイルスが
人から人に感染することまでは
分かっておらず、
毒王は3番目の病院に転院。

結局、事態が把握され始め
毒王が他の人から隔離されたのも
3番目の病院に入院してからでした。

しかし時すでに遅く、3番目の病院でも
病院スタッフや「毒王」周作芬の
両親や息子、妻やその両親などが
ウイルスに感染してしまいます。

しかも初期に感染した患者の中からは
重症化し、死亡する人まで。

・毒王を運んだ救急隊員
・毒王の妻の両親


などがSARSコロナウイルスによって
命を落としてしまいました。

病院では、当時の限られた情報から
病気の治療を試みたものの、

新型ウイルスのため
専用のワクチンができるまで
治療の効果は全くなし。

ウイルスの感染元だと判明した
周作芬(しゅう さくふん)
毒王」と名付けられてしまいました。

スポンサードリンク

毒王=スーパー・スプレッダー

「毒王」はつまり、感染拡大の原因となる
ウイルスを持っている人のことを
言っている訳ですが、

別名「スーパー・スプレッダー
とも呼びます。

「毒王」は中国語で、これを日本語にしたのが
スーパー・スプレッダー」なんですね。

スーパー・スプレッダーの意味は、
簡単に言うと
通常考えられるレベル以上に
病気の感染、拡大の原因となった人
」。

より詳しい説明は、この通りです↓

スーパー・スプレッダー: super-spreader)は、感染症を引き起こす病原体に感染したホストのうち、通常考えられる以上の二次感染例を引き起こす者を指す。スーパー・スプレッダーは、自分以外の多くの人へ感染を拡大させることから、感染症コントロール・感染症疫学上での大きな懸念材料となる。またスーパー・スプレッダーによる多数の感染例を、「スーパー・スプレッディング[—現象/事例]」と呼ぶこともある[5][6][7][8]

出典:Wikipedia

当時、SARSがあれだけ
世界中に拡大したのは、

元々の「毒王」周作芬だけではなく、
彼に接触し、SARSコロナウイルスに
感染してしまった、

スーパー・スプレッダーが
彼以外にも、たくさんいたからなんですね。

SARSが拡大した当時の様子をまとめた
一般財団 法人海外法人医療基金の
ニュースレター
によると、

SARSが拡大したケースの場合、
毒王を最初に診察した
中山大学付属第二病院の医師が、

自分でも気が付かない内に
SARSウイルスに感染。

そこから、
移動先で他の人に感染
→感染した人からまた別の人に感染

を繰り返す結果に。

全てはウイルスの感染が
収束してから分かったことですが、

スーパー・スプレッダーとなった
病院のドクターが、
さらなる感染拡大の
引き金となってしまったんですね。

実際には、次のような経路で
SARSコロナウイルスの
感染が拡大しました。

・毒王を診察した医師が、親戚の結婚式に出席

症状が悪化し、ホテルの部屋で嘔吐
 +トイレにもウイルスが拡大

ホテル従業員が、トイレを掃除したのと
 同じ器具で別の部屋を清掃

別室に泊まっていた外国人
 (シンガポール、カナダ、ベトナムなど)
 にウイルスが感染し、彼らが帰国

帰国先の国でさらに拡大が広がる

繰り返し。

書いていて恐ろしくなりました。。。

新型コロナウイルス拡大も「毒王」が原因?

毒王スーパー・スプレッダー
によって恐ろしい勢いで
感染が広まったSARSコロナウイルスですが、

今中国で流行している
新型コロナウイルスの場合にも
同じことが当てはまるのでは?と言われています。

もちろん、当時の毒王だった中国人
周作芬(しゅう さくふん) が
今回の毒王、スーパー・スプレッダーだとは
まず考えられませんが、

今回の新型コロナウイルスも、
全ての感染の元になった
「毒王」がいてもおかしくありません。

しかも現在の中国、武漢では
さらなる感染防止のために
交通の便が封鎖されているにも関わらず、

武漢に行ったことがない
日本人が感染していることが
確認されました。

今回の新型コロナウイルスの件、
一体誰が「毒王=スーパー・スプレッダー」なのか。

それとも、全く別の経路で
感染が拡大したのか?

全てが明らかになるのは、
かなり先の話になりそうです。

SARS感染と新型コロナウイルスの毒王情報まとめ

2003年に大流行した
SARSの感染元と言われている
毒王「周作芬(しゅう さくふん) 」と、

拡大の原因になった
「毒王=スーパー・スプレッダー」について
情報をまとめました。

今回の新型コロナウイルスについても、
どんな経路で感染が進んでいるのか
まだ全貌は明らかになっていません。

マスクをする、人込みを避けるなど
風邪やインフルエンザと同じような
対策しかできないのが、もどかしいところですね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です